はじめに:銘柄選びで、スイングトレードの勝敗が決まる話
こんにちは、ヒロです。
今回は、スイングトレードで勝つための「銘柄選び」について解説します。
スイングトレードって、一見するとシンプルです。
「安く買って、高く売るだけ」。でも、その「どの銘柄を選ぶか」で、勝敗がほぼ決まります。
たとえば、出来高が少ない銘柄を選んだら?
いざ売ろうとしても、全然買い手がつかない……なんてこともあります。
あるいは、テーマ性が弱い銘柄を選んでしまえば?
どんなにチャートがよくても、上がらないどころか、下げトレンドに巻き込まれたりします。
だからこそ、「型」に沿った銘柄選びが超重要なんです。
この記事では、スイングトレード初心者〜中級者の方に向けて、
- スイング向き銘柄の特徴
- 今注目されている業種・テーマ
- 僕が使っているスクリーニング方法
- そして実際のおすすめ銘柄
を、がっつり紹介していきます。
この記事を読み終わる頃には、「銘柄選びって難しそう…」という不安は消えて、
「この型で選べばよさそう!」と、スッと腹落ちすると思いますよ。
それでは、さっそく見ていきましょう。
① スイングトレードとは?初心者でもわかる基礎知識
スイングトレードって、なんとなく難しそうに感じませんか?
でも、実はそんなに複雑ではありません。
スイングトレード=「数日〜数週間で売買するスタイル」
ざっくり言うと、スイングトレードは「短期売買」のひとつです。
デイトレードよりは長く、長期投資よりは短い。
だいたい、2〜5日、長くても2〜3週間以内で売買するのが基本です。
たとえばこんな感じ。
- 月曜に買って、金曜に売る
- チャートを見て、数日〜1週間で利確する
- 決算やイベント前にポジションを仕込んでおく
このように、短期間で値動きを狙って利益を取るのが目的なんです。
スイングトレードのメリット
スイングトレードには、以下のようなメリットがあります。
- 日中ずっとチャートを見張らなくてもOK(会社員に人気)
- 上昇トレンドにうまく乗れれば、数%〜10%以上の利幅も狙える
- テーマ株やイベント株に乗りやすい
たとえば、AI関連、バイオ関連、再生エネルギー…といったテーマが来てるとき、
トレンドの波に数日だけ乗ることができれば、かなり効率よく資産を増やせます。
スイングトレードに向いている人とは?
スイングはこんな人におすすめです。
- 副業で株をやっている(本業がある)
- 毎日チャートに張り付くのは無理
- ゆるく、でも着実に資産を増やしたい
つまり、サラリーマンや主婦、子育て中の方でも始めやすいのがスイングなんです。
ただし、もちろんリスクもあります。
「一度下がったら、戻ってこないこともある」という点は理解しておきましょう。
そのためにも、銘柄選びとエントリーのタイミングが超重要なんです。
② スイングトレードに向いた銘柄の特徴とは?
さて、スイングトレードでは「銘柄選び」がすべてと言っても過言じゃありません。
ここがズレていると、どれだけ良いタイミングで買っても勝てません…。
じゃあ、どんな銘柄がスイング向きなの?というと、
ポイントは下記のとおりです。
その①:値動きが活発(ボラティリティがある)
スイングトレードで利益を出すには、「動き」がないとダメです。
一週間ずっと横ばいの銘柄に投資しても、全然儲かりませんよね。
目安としては、**1日に3%以上動く日があるか?**を見ておくと◎。
特に、出来高が伴って上がってる銘柄は注目です。
その②:テーマ性・材料がある銘柄
スイングトレードで勝ちやすいのは「材料株」や「テーマ株」。
たとえばこんなやつです。
- AI、半導体、再生エネルギーなどの旬なテーマ
- 決算や新サービスなどの材料がある企業
- 株主優待や分割などの好材料
「今話題になってる銘柄」には短期資金が流れやすいので、短期上昇のチャンスが生まれやすいです。
その③:チャートがキレイ(テクニカル的に狙える)
チャートが「高値ブレイク寸前」とか「押し目で反発しそう」みたいな形だと、
リスクリワードが明確に取れて戦いやすいです。
具体的には、
- 75日移動平均線より上にある
- 直近の高値を抜けそう
- ダブルボトムやカップ・ウィズ・ハンドルなどの形
などを参考にすると良いですよ。
③ 初心者がやりがちなスイングトレードの失敗例
スイングトレードって、やってみると意外と難しいです。
とくに初心者の頃は「やっちゃいけないこと」を知らずに大失敗…。
というわけで、よくある失敗パターンを共有します。
その①:材料だけで飛びつく
「◯◯がAI参入!」「株式分割を発表!」と聞いて、
勢いで買ってしまうパターン。
正直…これ、9割の人が損します。
材料が出た直後はすでに買いが殺到して高値圏です。
そこに飛び乗ってしまうと、「買った瞬間に下がる」ってことも…。
「出た材料に反応したチャート」こそ大事なんです。
その②:損切りが遅い(orできない)
これは本当に多い…。
「そのうち戻るでしょ」と放置してたら、
あれよあれよと含み損が拡大して、もう動けない。
これ、スイングあるあるです。
大事なのは、自分ルールで「損切りライン」を決めておくこと。
たとえば「5%下がったら損切り」とか「移動平均線を割ったら逃げる」とか。
一度決めたら、感情を入れずに機械的に実行することがポイントです。
その③:利確が早すぎる
「ちょっとプラスになったから…もう売ろうかな…」
その気持ち、めっちゃわかります。でも…
ちょっとの利益で満足しすぎてると、大きな利益を逃します。
スイングは「1〜2週間で10%くらいを狙う」ようなスタイルなので、
ある程度の利益は伸ばす勇気も必要です。
もちろん、途中で一部利確するのはOKですが、
チャートが崩れるまではホールドする強さも大事ですよ。
④ 勝てるスイングトレードの型とは?
「型」があると、人は強くなれます。
これは投資でも同じで、勝てるスイングトレードには型があるんです。
というわけで、僕が実際に使ってる「勝ちパターン」を紹介します。
✅ 型その①:出来高×上昇トレンド
まず狙うべきは、「出来高が増えながら上昇している銘柄」。
これ、資金が本格的に入ってきている証拠なんですよね。
機関投資家や大口が買ってると、自然と出来高が増えるんです。
チェックポイントはこんな感じ:
- 出来高が過去平均よりも明らかに多い
- 5日移動平均線が右肩上がり
- 押し目で陽線が出ている
こういう銘柄を、押し目で拾って、移動平均線を割ったら逃げる。
これだけで、かなり勝率上がります。
✅ 型その②:75日線ブレイクからのリターンムーブ
ちょっと中級者向けですが、これも強力な型です。
- 長期の下降トレンドを抜けた75日移動平均線ブレイク
- いったん上抜け → 押し目 → 再び上昇(リターンムーブ)
この「リターンムーブ」が出たら、再上昇の合図。
損切りラインも「75日線の下」と明確なので、リスク管理しやすいです。
✅ 型その③:決算直後の好反応銘柄
決算で数字が良くて、翌日に出来高を伴って上昇した銘柄。
これは「ファンダもチャートもOK」のパターン。
決算後すぐじゃなく、1〜2日落ち着いてからの押し目狙いが鉄板です。
型があると、迷いません。
逆に、型がないと「上がりそう…でもどうかな…」と感情トレードになりがち。
スイングは「型を守る」ことで勝率が安定します。
⑤ 監視リストの作り方と銘柄選定のコツ
「どの銘柄を監視すればいいかわかりません…」
これ、初心者あるあるです。
でも大丈夫。スイングトレードにおいては、“狙うべき銘柄だけ”を監視すればOKです。
ということで、僕がやってる「監視リスト作成の手順」を紹介します。
✅ ステップ①:テーマ株 or 話題株をリストアップ
まずは、「今、注目されてるテーマ」に乗ること。
たとえば、最近なら:
- AI関連(例:Gunosy、エッジテクノロジー)
- 半導体関連(例:東京エレクトロン、アドバンテスト)
- EV関連(例:エンビプロ、村田製作所)
Twitter(X)、Yahoo掲示板、日経新聞、noteなどでもトレンドを拾えます。
✅ ステップ②:出来高ランキングをチェック
日々の「出来高ランキング」は神です。
- 値動きがある=スイング向き
- 材料が出た銘柄が一目でわかる
- 参加者が多いので、テクニカルが効きやすい
この中から、トレンドが出てる銘柄だけをピックアップします。
✅ ステップ③:チャートを一気見して「型」に合うものだけ残す
ここからが勝負。
リスト化した銘柄のチャートをザッと見ていきます。
- 出来高増加+移動平均線上抜け
- 三角持ち合いからの上放れ
- MACDゴールデンクロス+高値更新
など、自分の「勝てる型」に合うチャートだけを残す。
正直、ここは「慣れ」が必要です。でも、毎日やれば見る目が育ちます。
✅ 僕の監視リストは、最大20銘柄まで
多すぎると見きれません。
20銘柄くらいが、ちょうどいいバランスです。
その中で「明日入りたい候補」を3〜5銘柄に絞って、アラート設定しておきましょう。
⑥ 利益を残すための利確・損切りルール
こんにちは、ヒロです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
今回は、スイングトレードにおける「利確と損切り」の話です。
ぶっちゃけ、ここを決めてないと勝てません。
いくら良い銘柄を選んでも、「売り方」が雑だと全部パーになります。
✅ 利確の基本ルール:”欲張らず、3割取れたら勝ち”
まず、利確。
スイングトレードでは「天井で売る」は無理ゲーです。
僕のルールはシンプル。
- 10〜15%上昇で一部利確
- 20〜30%上昇で全利確
- ギャップアップ(窓開け急騰)なら即利確
「もうちょい伸びるかも…」と思ったら、逆に逃げ時です。
利確は、”期待”じゃなくて”決め打ち”で動くのがコツ。
✅ 損切りルール:”想定を外れたら、即アウト”
次に損切り。
「損切りができません…」
これ、初心者あるあるです。気持ち、わかります。
でも、損切りしない=資金を守れない=退場コースなんですよね。
僕は以下のルールで切ってます。
- エントリーから-5%で損切り
- 支持線(移動平均線など)を割ったら損切り
- 急落・悪材料が出たら即切る
感情ではなく、チャートと数字で切るのが大事です。
✅ 利確と損切りは「セット」で考える
多くの人が、「利確」だけに目が行きがち。
でも、プロは損切りの位置を先に決めます。
エントリー時点でこう考えましょう:
- 「この銘柄、どこまで伸びる?」
- 「この銘柄、どこで崩れる?」
この2点が決まっていないエントリーは、ギャンブルです。
✅ 自動で売買する工夫もアリ
- 利確目標にアラートを設定
- 計画通りに逆指値注文を入れておく
- 逆指値+成行の注文で確実に逃げる
こういった仕組み化も、ミスを減らすために超大事です。
スイングトレードで最も大切なのは、
「取れるときにしっかり取って、負けを小さく抑えること」。
だから、利確と損切りは必ずセットで考えてくださいね。
⑦ 僕の注目銘柄リスト【2025年最新版】
こんにちは、ヒロです。
いよいよ、実践編です。
ここでは、僕が今まさに注目しているスイングトレード向け銘柄を紹介します。
ちなみに、どれも【チャート】【業績】【テーマ性】の3つがそろった銘柄です。
短期〜中期で値幅を狙える可能性が高いので、要チェックです!
✅ 日本株:スイング狙いの注目3銘柄
① 6920 レーザーテック
- 理由:半導体セクターのリバウンド狙い。調整後の下値固め完了。
- チャート:75日線にサポートされつつ、MACDゴールデンクロス。
- ターゲット:短期で+10〜15%は狙える形。
② 4385 メルカリ
- 理由:インフレ下でも好調な個人間取引。中長期で成長期待あり。
- チャート:ボックスレンジを上抜け。出来高増加中。
- ターゲット:1,600円→1,800円を短期ターゲットに設定。
③ 4568 第一三共
- 理由:がん治療薬(抗体薬物複合体)の期待で注目度アップ。
- チャート:押し目買いのチャンス。週足は上昇トレンド継続。
- ターゲット:中期で+20%の値幅を想定。
✅ 米国株:テーマ性&勢いで狙える3銘柄
① EXAI(エクセンシア)
- 理由:AI×創薬で注目のテンバガー候補。合併による材料性もあり。
- チャート:底値圏で横ばい、出来高がじわ増え。反発前夜。
- ターゲット:4ドル→8ドル(+100%)のポテンシャル。
② NVDA(エヌビディア)
- 理由:生成AIのインフラ。今や世界を動かす中核企業。
- チャート:押し目完了か。RSI50付近で反発シグナル点灯。
- ターゲット:800ドル→950ドル(+20%狙い)
③ PLTR(パランティア)
- 理由:政府・軍事系AIデータ活用で独自のポジションを確保。
- チャート:200日線で下げ止まり中。次の反転を狙える。
- ターゲット:中期で+30%を狙うスイング候補。
🔍 スイングトレード銘柄の選び方のコツ(おさらい)
- テーマがあること(AI、再生医療、半導体など)
- チャートが崩れていないこと(移動平均線とセットで確認)
- 出来高が増えてきていること(資金が流入中かどうか)
ここまで読んでくださったあなたは、
「よし、自分でもスイングやってみようかな」
「でも…本当にこのやり方でいいのかな?」
と感じているかもしれません。
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- 銘柄の選び方(スクリーニング条件つき)
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