【初心者必見!投資は難しくない!】資産0から週に30分でOK!ほったらかしでお金が生まれる投資術!

② トレード術

どうもHIROフキンです。

普段は本業と投資の利益で暮らしています。

私の経歴とこのコンテンツの目的を書いていきます。

本業の年収が1300万円、現金はあまり持たずに米国株式投資に回して資産転がしてます。

米国株投資の成績はかなりよいので(利回り20%くらい)、5年後にセミリタイヤできるかなという状況です。

働くことは好きなので完全なリタイアは目指していないです。

若いころ途中でやめてしまった旅と写真を再開させるつもり。

投資の世界に入ったのは実は不動産投資でだまされてからです。

200万円ほど損失を出して、このままじゃじり貧・・・

なんとか失ったお金を取り戻そうと株式投資に手を出しました。

でも最初はやっぱりうまくは行きませんでしたね。

そこから私が這い上がって今の生活を手にできたのはその後に正しい投資知識を得られたからです。

今回ここにに書いたのは、私が地獄の底から這い上がってきた投資ノウハウの結晶です。

正直、貴重すぎるノウハウなので、書く気もありませんでしたが、

より多くの人に正しい投資の知識を持って欲しいという気持ちから作りました。

本コンテンツで学べること

  • さっさとリタイアして、毎月お金が数十万円自動で入ってくるようにしたい。
  • 限られた時間の中で最大の成果を上げたい。
  • 資産は全くないが、1億以上の資産を作りたい。

そのような人が、

資産を築いてお金の不安のない生活をすることが出来るようになる。

これが本コンテンツの目的です。

そして、我々には本業のお仕事がありますから、

誰でも理解ができて、とてもシンプルであること

忙しくても実行できること

0から始められること。

この3点が大切です。 

投資にかける時間は少なければ少ないほど良いです。

人生は一回きりなので、時間は有効に使いましょう。

投資の知識は一度見に付けたら一生モノです。

とてもコスパの良い投資だと思います。

しかも、誰でも普通に可能です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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その後売り切れごとに値上げして最終29,800円で終了いたします。

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です。

ぜひ受け取ってあなたの億越え計画にブーストをかけてください。

では、ここからが重要なノウハウになります。

  1. なぜ米国株に投資すべきなのか?
    1. 数ある投資先の中で株式が最も利益をもたらす
    2. 米国の株式市場は世界一の規模
    3. 株価成長力の違い
    4. GDP成長率の違い
    5. 人口増加の違い
    6. 米国は内需型産業
    7. 米国企業は「株主第一主義」
    8. 米国株はプラスサムゲーム
  2. なぜプロに任せた投資信託ではないのか
  3. 資産運用において時間は最大の武器
  4. ”お金に働いてもらう”という考え方を持とう
    1. 複利効果を狙った株式投資で気づいたら資産が何倍にもなる!
    2. 複利効果を狙った株式投資戦略のポイントは・・・?
  5. 株式投資のリスクについて
    1. 信用リスク
    2. 流動性リスク
    3. 為替変動リスク
    4. 価格変動リスク
    5. マーケット暴落リスク
  6. 米国株投資取引の仕組み
    1. 株取引の基本的な流れ
    2. 米国株投資を始めるまでの手順
    3. 証券会社の選び方
    4. ネット証券の選び方
    5. 取引銘柄数
    6. 取引ツールの使いやすさ
    7. 取引手数料
    8. 最低手数料にだまされるな
    9. NISA口座対応
    10. 特定口座について
    11. 配当金について
    12. 証券会社選び方のまとめ
  7. 銘柄構成の基本ルール(コア・サテライト戦略)
    1. コア銘柄には何を買うべきか?
    2. S&P500に投資するとき、投資信託とETFどちらが良いのか?
  8. ミドルリスク・サテライト銘柄の選び方
    1. 米国企業は11のセクターに分類される
    2. (1)エネルギーセクター
    3. (2)素材セクター
    4. (3)資本財セクター
    5. (4)一般消費財セクター
    6. (5)生活必需品セクター
    7. (6)ヘルスケアセクター
    8. (7)金融セクター
    9. (8)情報技術セクター
    10. (9)コミュニケーションサービスセクター
    11. (10)公共事業セクター
    12. (11)不動産セクター
  9. ミドルリスク・サテライト戦略に選ぶセクターETFはどれか?
    1. ハイテク株に投資するとき、VGT以外には何があるの?
    2. ハイテク株に投資するとき、投資信託とETFはどちらがいいの?
    3. ハイテク銘柄はあまり調子よくなさそうだけど?
  10. 個別株の分析の仕方(超具体的に解説)
    1. 損益計算書
    2. EPSを調べよう!
    3. 自社株買いをしているか?
    4. キャッシュフロー(CF)
    5. 貸借対照表は?
    6. その株価は割安ですか?
  11. 個別株の簡単な選び方
  12. ハイリスク・ハイリターン・サテライト銘柄の選び方
    1. 流行はどうキャッチすればいいのか?
    2. 流行を見つけた後の投資銘柄の発掘方法
  13. 株価の動きを予測する重要なサインとは?
  14. 最後に

なぜ米国株に投資すべきなのか?

”投資”と一言で言っても、

  • 不動産
  • 日本株
  • 新興国株
  • 債券

などなど投資先は色々ありますよね。そのなかで、なぜ米国株投資なのか?

投資は、「投資した対象の価値が上がれば成功」です。

この価値が上昇する確率が高いものに投資した方が、儲かる可能性が高いですよね?

そのためには、

✔︎ 今後成長していく市場で勝負すること

これが最も大切です。

なぜ米国株投資なのか?と言えば、答えはとてもシンプルです。

世界中の株式市場の中で米国市場が最も過去から未来まで成長し続けるからです。

数ある投資先の中で株式が最も利益をもたらす

ジェレミー・シーゲル博士という学者さんがいます。

インデックス投資の研究者として著名な人です。

この人、一度過去に戻ったとして、試しに

✓ 金を買う

✓ただ預金する

✓国債を買う(借金の証書。国にお金を預けるってことですね)

✓株式を買う

ということをやったとシミュレーションして、

それで、「どれが一番儲かったか」の研究をした人なんです。

それぞれ1ドルずつ、1802年に投資したとして、200年後の2001年にその価値がいくらになるかを計算するという研究を行いました。

✔︎ その結果株式が最も利回りが良かったことが分かっています。

株式が一番儲かるってことを歴史が証明してくれたってことですね。

米国の株式市場は世界一の規模

じゃあ、投資のカテゴリは「株式」に決めたとして、次に「何の株」を買えばいいのか?

そしたらまずは、投資する「市場」を決めるんです。

これは世界の株式市場の時価総額ランキング。(2022/3月時点、180.co.jpより)

上位は、3位にサウジアラムコ(サウジアラビア)が入っていますが、その他9位まですべて米国企業。

なんと、

50位までは31社が米国企業です。

[voice icon=”https://mental-physical-healing.com/wp-content/uploads/2021/08/fe457a62567f34469c6cfe9f56772b80-375×375-1.jpeg” name=”ヒロフキン” type=”l icon_yellow”]
時価総額は株の市場価格に発行株数をかけた数字だよ!
[/voice]

米国の株式市場は、2021年5月末現在、時価総額で45兆ドル以上。

これは世界の株式市場の約40%。

世界に国って196か国あるんですよ。

それがたった1国で40%。

どれだけ世界中からお金が集まってるんだって話ですよ。

東京証券取引所の約6%と比べても圧倒的です。

このように大きな市場で勝負した方が、リターンも当然大きくなります。

米国取引所と他国の時価総額と売買代金の推移

※2011年~2021年末集計資料

上記グラフは左二つが米国証券取引所のデータです。

圧倒的な時価総額と売買代金であることが分かると思います。

米国株式市場は非常に大きく、全世界の投資資金の6割が米国株市場に投資されています。

アジアも成長しているものの、市場規模の絶対値は米国の方が圧倒的に上です。

株価成長力の違い

株を買ったら値上がりしてもらわないと困りますよね。

ですから、次は株価の成長度合いで比較してみましょう。

米国と日本を比較した場合、株価の推移の形が全く違います。

日本株の株価推移を長期の日経平均株価で見てみましょう。

日経平均株価:東証一部上場銘柄のなかで、代表的な225銘柄によって構成されている株価指数です。日本の株式市場全体の値動きを大まかに把握するのに適しています。

日本株は2000年前のバブル時代に最高値の4万円をつけてからずっとそれを超えられません。

このような株式相場をBOX相場と言います。

次に、同様に米国株価の推移をS&P500指数でみてみましょう。

S&P 500:米国の大企業500社の株式を追跡する株式市場指数のことです。

✔︎ 米国株は一時下落したり停滞することもありますが、基本的に右肩上がり

つまり、どのタイミングで投資しても長期的に見れば株価上昇により資産を増やせる可能性がとても高いということです。

GDP成長率の違い

日本は2000年以降ほとんど成長できていません。。

対して、米国のGDP成長率は2009年のリーマンショックなどを除いて約2%を超えています。

人口増加の違い

人口増加は国の経済成長のための重要な要素なんですよ。

[voice icon=”https://mental-physical-healing.com/wp-content/uploads/2021/08/fe457a62567f34469c6cfe9f56772b80-375×375-1.jpeg” name=”ヒロフキン” type=”l icon_yellow”]
「次の世代の労働力がちゃんとあるか?」ということです。中国ですらもう人口のピークは過ぎてるんですよ。
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✔︎ アメリカは先進国では数少ない人口増加国。

✔︎ 人口は約3億2571万人、世界で見ても中国・インドに次いで第3位。

[voice icon=”https://mental-physical-healing.com/wp-content/uploads/2021/08/fe457a62567f34469c6cfe9f56772b80-375×375-1.jpeg” name=”ヒロフキン” type=”l icon_yellow”]
先進国の中で唯一!
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米国は内需型産業

アメリカはグローバル企業が多いイメージがありますが、実は国内の市場が大きく、国内での収益が多くの割合を占める企業も少なくありません。

例えば、Amazonは約7割ほどがアメリカ国内での収益です。

アメリカの総人口は2100年ごろになっても増加が続くと推計。

特に、14歳以下の人口も増え続けていくところがポイントです。

人口増加が進めば、国内の需要が増える。それだけアメリカ企業の収益も上昇・安定していくことになるというわけですね。

米国企業は「株主第一主義」

事業が成長した時の、「投資してくれた株主へのリターン」これはは厳しく見るべきですよね。

その評価観点の1つは、

「自社株買い」です。

※大和証券資料、S&Pより。

このように、S&P 500構成企業の自社株買いは、2018年には87兆円を超え、43兆円の配当金が支払われて過去最高を更新しています。

最近日本でも、株主還元性が強くなっている企業が増えていますが、まだまだ企業の数も自社株買いの規模もアメリカには及ばないことが分かると思います。

米国株は小額から始められる

よし、投資を始めよう!株を買ってみよう!

せっかくそう思ったのに、いざ買おうと思ったら、

「1取引で最低でも何十万も必要・・・」

だったら敷居が高くて躊躇しちゃいますよね?

米国株はその敷居が低いんですよ。

例えば、あなたが「ディズニーの株を買ってみよう」と思ったとします。

日本でディズニーランドを運営しているのは”オリエンタルランド”。

日本株は100株単位でしか購入が出来ないため、最低150万円ほど必要になります。

[voice icon=”https://mental-physical-healing.com/wp-content/uploads/2021/08/fe457a62567f34469c6cfe9f56772b80-375×375-1.jpeg” name=”ヒロフキン” type=”l icon_yellow”]
こんなん買えないですよね・・・。
[/voice]

一方、アメリカでディズニーランドの株を買うとすると”ウォルトディズニー”です。

米国株は1株単位で購入できるので2万円あれば購入可能!

米国株はプラスサムゲーム

よく、日本株投資やFXなどの取引は「ゼロサムゲーム」と呼びます。

これは、ゲームに参加している人の利益の総和と損失の総和を足すと、「ゼロ」になるということ。

つまり、誰かの利益は誰かの損失ってことです。

米国経済は「人」、「モノ」、「金」が様々な理由で他国よりも集まり易いため、持続的に成長します。

そのため、米国株は「プラスサムゲーム」と呼ばれます。

これって素晴らしいですよね。

あなたの利益が誰かの損ではなく、みんなで得をできるわけですから。

この点は私が米国株投資を勧める大きな理由です。

なぜプロに任せた投資信託ではないのか

プロが運用する日本の投資信託は勝った人の半数が損をします。

日本の投資信託の数って約6000本もあるんですよ。日本の上場企業の数は3500社くらいなのに。

そして、毎日、約2本のペースで新しい投信が生まれては、同じ数が消えています。

なぜか?

「新しい」は売りやすい。売るたびに販売手数料が手に入るから。

金融庁の年次報告書によると、

  • 重点検証した投資信託の販売体制では、手数料稼ぎを優先した乗り換え販売が多い。
  • 投信は乗り換えるたびに手数料を支払うため、運用効率が悪化して顧客の資産は元本割れしやすくなる。
  • 日本の証券会社の社員は自分で投資をしている人が少ない

つまり、彼らは投資の素人であり、

手数料によって儲けるビジネスモデルで顧客(特に高齢者)から搾取していると言うことです。

この結果、素直な人が食い物にされている・・・。

投信は平均的には絶対に儲からないということが統計ですでに分かっていますので、決して手を出さないようにしましょう。

投資の神様のウォーレンバフェット氏もこのように言っています。

「胴元にとって良いことは、顧客にとって良いことではないことを投資家は理解すべき」

つまり、正しい投資先を自身で選択し、手数料の少ないネット証券で自分で投資することが必要、と言うことです。

資産運用において時間は最大の武器

”複利効果”を狙った株式投資を行えば、あなたが元々持っているお金に利息が付いていくので、気がついたら資産がどんどん増えている・・・そのような状態を狙えます。

✔︎ (元々持っているお金+利息)にまた利息が付く

✔︎ これが繰り返されて雪だるま式に増えていく

預金してもお金は増えない・・・むしろ減る

預金にも利息があるよね、と思う人もいるかもですが、

残念ながらむしろ減ります!

「0.002%」

この数字何か分かります?

全国87の地方銀行・第二地方銀行が定期預金の金利を0.002%へ一斉に引き下げました。(2020年)

ゼロと変わらない・・・超絶低金利ですね

バブルと呼ばれた時代には、定期預金に預けるだけで、5〜6%の利息がついていたのに。(なんて羨ましい時代ですかね・・・)

今は100万円預けてたとしても、年に一回でもATMなどで手数料を払ってしまったら、確実にマイナスになってしまう。

ということで結論は、

お金を銀行に預けたままにしておくメリットはない!全くナシ!

”お金に働いてもらう”という考え方を持とう

実は、資産運用においては

「時間は最大の武器」

と言われています。

なぜなら、「複利の効果」というものが期待できるから。

これをうまく使えば30年後には資産は10倍になっている可能性が高いです

どういうことか?今から解説します。

複利効果を狙った株式投資で気づいたら資産が何倍にもなる!

『複利の効果ってなんだ・・・?』

と思った人もいると思います。

複利の効果ってのは、簡単に言うと、

  1. あなたが元々持っているお金に利息が付く
  2. (元々持っているお金+利息)にまた利息が付く
  3. これが繰り返されて雪だるま式に増えていく

かの有名な天才物理学者のアインシュタイン

「人類最大の発明」

と言ったほどのモノ。

ここで、株式投資を例として簡単な複利効果のシミュレーションをしてみましょう

私は利回り710%程度の株式を長期に保有するスタイルを推奨していますので、

設定利回りは10%としますね。

そして、初期投資額は1000万円とする。

(こんなに無くて大ジョブですからね!ただの例だから心配無用です)

ただ銀行に預けているだけの場合

年利0.002%だから、

30年後に1000万円+61万円で1061万円となっている計算になる。

30年でたったの61万円・・・。そう思いますよね?

次に複利10%の場合

1年目:1000万円×10%=100万円

2年目:(1000+100)×10%=110万円

3年目:(1110+100)×10%=121万円

・・・

10年目で2593万円です。

どうです?

ただ預ける場所を変えるだけで、ですよ・・・?

でも、

でも、『思ったよりたいしたことないな』

って思ったかもしれないですね

しかし!

20年後だと、6,727万円

30年後だと、1億7,449万円

こうなります。

どうです?さすがにエッって思いませんでしたか?

そうです、時間が経つほど雪だるま式に増えるんですよ・・・っ!

ウソみたいですが、完全に事実です

これが複利効果で寿命を味方に付けた投資戦略です。

ここまでで複利の意味を理解してもらったと思います。

もうちょっと現実的な例でイメージを具体的にするため前提を以下にしてもう一度シミュレーションします。

  • 自己資金0円
  • 利回りは7%(一般的に言われている株式の平均利回り)
  • 毎月4~5万円の積立投資を続ける。

20年経てば、ただ預金しているだけにくらべて、2倍の資産になっているわけです。

30年なら3.3倍。額にして3500万円です。

ものすごくないですか?

子供に家をポンと買ってあげられるか、そうでないかくらいの差が出るってことですね。

ここまで解説してきたように、

資産は元本×利回り×年数

これで決まります。

つまり、できるだけ長い期間お金を働かせることが重要ということです。

「20年って長いなー」と思うかもしれませんね。

でもですね、

資産運用をしてもしなくても、20年という時間は経ってしまうんですよ。

であれば、、これからの20年間を「複利」を味方につけて過ごす方が良いと思いますよね?

複利効果を狙った株式投資戦略のポイントは・・・?

これは時間をかけた戦略なので、

  • 大きすぎるリターンを狙わないこと(高くても10%程度)
  • 長期に渡って存続する企業の株を買う
  • 買ったら売らない

この3つが重要になってきます。

年以内に2倍、3倍、10倍!なんてリターンを狙いたくなる気持ちは分かりますよ。

みんな一獲千金を夢見てそっちに行ってしまいます。私も以前はそうでした。

もちろん個人の自由なんですが、初心者の方は特に、リスクが高い銘柄に投資資金の多くを投じるようなことは絶対しないこと。

下手すると人生変わってしまいますからね。悪い方に。

まず銘柄の選定でかなりのリスクを負います。

あなたの銘柄構成(ポートフォリオ)の作り方はこれから解説していきますから安心してください。

どの銘柄が短期的に株価上がる可能性があるかの分析はとても難しいです。

短期売買の銘柄情報はプロトレーダーから情報買ってもほとんど当たらないんですよ。(実証済み)

仮に上がったとしても、いつまで上がって、いつ下がり始めるかは誰にもわからないから、売買のタイミングのリスクもとても高い。。。

これで勝ち続けるのはプロの投資家でも本当に難しいです。

ましてや株式投資の初心者が手を出すと、株式市場にとっていいカモとなってしまいます。

さらに、こういったいわゆる、「投機」は必然的に1週間~数か月くらいの短期の売買になる。

なので、企業情報の収集、株価に影響する社会情勢、業界情報、株価チャートの監視など、毎日毎日やることがたくさんあります。

何より本業で忙しく過ごしている私たちには不向きですよね。

ましてや初心者なら尚更。。

なので、

利回りがそれほど高くなくても10年20年、そして30年後も安定して存続しているであろう企業を選ぶ

ということが大事なわけです。

こういった企業は実は実はたくさんあります。

さらに、

買ったら売らない。買ったことを忘れるくらいでちょうど良い・・・!

これが最も重要なポイントです。

このマインドがあれば短期で一攫千金といった夢は無いですが、

長期的な資産UPが狙える・・・!

このマインドをきちんと根付かせてください。

ここが成功する投資家の一番、最も、本当に本当に大切なところです。

株式投資のリスクについて

ここまで米株投信いいことばかり語ってきたので、リスクについてもちゃんと話しておこうと思います。

投資っていいところしか語られないことが多いですからね。

2021年は米国株の右肩上がりの状況で、米株投資ブームになりました。

でもね、

初心者の人がリスクを理解せずにレバレッジ銘柄などに投資をして、

レバレッジ銘柄とは、実際の株価の値動きの2倍、や3倍の利益がいただける銘柄。美味しそうだけど、下がったときの損失も2倍、3倍・・・。ハイリスクハイリターンってことです。

年初からの下落に狼狽売りをして株式市場から退場。

そんな人をたくさん見ました・・・。

この項目では株式投資をする上で理解しておいてほしいリスクについて解説します。

5つあります。

①信用リスク:その企業が倒産するリスク

②流動性リスク:出来高が少なくて売買が成立しないリスク

③為替変動リスク:株取引で利益でも為替(ドル⇒円)で損するリスク

④価格変動リスク:価格が意に反して下がるリスク

⑤マーケット暴落リスク:世界中のマーケット全体が暴落するリスク

為替変動リスク以外は日本株取引にも同じリスクがありますからね

信用リスク

これは、投資先の企業が倒産するリスクのことです。

その企業のビジネスモデルが強固か、業界で優位性があるかどうかを良く調べることで回避できます。

ただし、コンプライアンス違反など不正があった場合には株主の信用をなくして一気に株価が暴落してしまうこともありますね。

このため、個別株投資をする場合には十分に分散投資をしておきましょう。

流動性リスク

出来高が少なくて売買が成立しないリスクです。

「売ろうとしても買ってくれる人がいない」

または、

「買おうとしても売ってくれる人がいない」

という場合ですね。

株式投資の仕組みはこうです。

市場に流通している株式数は一定なので、売買したくても相手がいなかったら成立しない、

というわけ。

でも、米国株市場は世界の60%以上の投資金が集中しています。

そのため、流動性がとても高く、他の株式市場よりもそのリスクは低いと考えていいです。

ただ、米国市場であっても、小型株に関しては売買している人が少ないので、売りたいタイミングで売ったり買ったりが出来ない可能性があります。

為替変動リスク

株取引で利益が出ていても、為替(ドル⇒円)で損するリスクのことですね。

ここは関心の高い人が多いので詳しく書きますね。

買うのは米国株なので、証券会社の口座の中で円からドルに両替して米国株を買うことになります。

利益確定した後に円に再び戻さないと使えないですよね。

そのとき、円高になっていた場合、

ドルから円に交換する時に利益が目減りしてしまうリスクは”理論上”確かにあります。

ただ、日本の通貨ってこれからどんどん弱くなります。

特に、2022年はこれから米国で「利上げ」があります。

そして、よく「テーパリング」って耳にしませんか?

これは、「量的緩和の縮小」と訳されますが、要は、「これ以上市場にお金のばらまきをしません」ということです。

今までってこんなイメージで市場にじゃぶじゃぶお金ばらまいてたんですよ。

米国で利上げが開始されましたが、お金がばらまかれた状態は5月までは続いているんですよね。

それが5月から縮小。

そこから米長期金利は上がるでしょう。

そして、それは、

「円安ドル高」

を招きます。

しかも、日銀の方針は「日本は金利を上げません」です。

この結果何が起こるとかとう言うと、「円安」です。

過去には1ドル125円で日銀の為替介入がありましたが、今後それを超えてさらに円安が進むでしょうね。

為替の観点で理想を言えば、

・円高になったタイミングで米国株を買う

・円安になったタイミングで売る

です。

ではどうしたら良いか、ですが、

「もっと円高になってから米国株を買おう」とか

「もっと円安になったら米国株を売ろう」

と言うふうに考えていたら、なかなか投資ができずに機会損失してしまって、結果的に資産運用にならない・・・。

これから円安が進むのであれば、

「今現在の方が未来よりも円高」

という捉え方もできますよね。

ですので、あまり「気にしない」ことが正解です。

円高でも円安でも買いたい銘柄があれば買うのです。

その時円高だったら、得したなと思いますし、

「円安であってもドル建て資産が増えた」と言うことになるからです。

日本円はこれからどんどん価値が減って行きますから、資産を分散させている・・・そういった側面もあるからです(^^)

価格変動リスク

価格が意に反して下がるリスクです。

そもそも価格変動を期待して株式投資をしているわけですよね。上がる方にですけど。

下がってしまっても、長期的には株価は必ず戻る・・・そう信じられる企業の株を買うことが大切です。

そう言う銘柄の選び方はこれから説明していくので心配しないでくださいね。

そうすれば株価が下落しても、不安になることなく、

「これは今一時的に下がっているだけだ」

「むしろお買い得!買い増そう」

そう思えますよね。

マーケット暴落リスク

「自分が買っている株が業績が悪化してして・・・」

とかではなく、世界中がの株価が下落してしまうような市場全体が下落するもの。

例えばコロナショック、リーマンショックですね。

このような暴落リスクは常にあるということを知ってきましょう。

知っておいて、暴落が起きたときにはどうするか決めておくことです。

この対処は、価格変動リスクと同じです。

永続的に成長し続ける強い銘柄を持っておくことです。

そうすれば、大暴落は、ただ一時下がっただけですよね。

そのうち数ヶ月、長くても1年もすれば株価は以前よりも高値に戻っている。

であれば大暴落しているときの安値は・・・

バーゲンセールですよね!

これに備えて、常に投資のための余剰資金を確保しておきましょう。

大暴落は数年に一度必ず起きるものです。

そのときに、その余剰資金でバーゲンセールに感謝して買いまくるのです。

5つのリスクを紹介しましたが、これらのリスクを知って、その場合にはどうするかをあらかじめ決めておく・・・。

これが資産を守り、長期的に資産UPしていくために最も大切なことです。

米国株投資取引の仕組み

ここでちょっと株式投資の仕組みについて解説します。

とても基本的なことなので、知ってる人や興味ない人は飛ばしちゃってくださいね。

分かりやすく円で書いてみましたがドルでも同じです。

例えば、ある企業の株を120円で買いたいって人と120円で売りたいって人をマッチングしてくれるのが証券取引所です。

今この瞬間も何百万人と言う人が注文を出し合っているので基本的には必ず相手が見つかります。

それを仲介してくれているってことですね。

NYSE:ニューヨーク証券取引所。

これは日本で言う東証に相当します。

NASDAQ:新興銘柄市場証券取引所ですね。

日本で言うとジャスダックに相当するものです。

株取引の基本的な流れ

株の銘柄にはティッカーシンボルと言うコードがあります。

例えばアマゾンだったら”AMZN”で、NASDAQに上場しています。

証券会社の株式投資ツールに買いたいティッカーシンボルを入力すれば、どちらの証券取引所に上場している銘柄なのか証券会社で判別して自動的に繋いでくれます。

なので、あなたが買いたい銘柄がどちらの証券取引所の上場株か調べたり、手順を変えたり、そんな手間はなくって、携帯かパソコンで取引ツールで売買できます^^

めちゃくちゃ簡単ですよ。

米国株投資を始めるまでの手順

最初は証券口座の開設ですね。

証券会社によってオンラインだけで解説できるところもあれば、郵送でのやりとりになるところもあります。

今では両方扱っているところがほとんど。

免許証などの本人確認書類のUPLOADや郵送などを行った後、口座開設完了通知が届きます。

証券口座が開設されたらお金を入金する。

あなたが普段銀行から振り込んでいるのとまったく一緒。

普通口座から、証券口座に振り込むだけです。

証券会社の選び方

でも証券会社っていっぱいあるからわけわからないですよね。

証券会社はネット証券会社店舗型証券会社の2つに分かれます。

店舗型は営業マンに頼んで株の売買をしてもらうということ。

違いはその手数料なんですが、これがめちゃくちゃデカい・・・!

店舗型なんて選んだら利益なんて吹き飛びかねないレベルなんですよ・・・っ!

だからもちろんネット証券会社をお勧めします。

というか、店舗型は選択肢には入れないでくださいね。

営業マンを介さなくても何も難しいことはありませんから。

店舗型はその証券会社に依るが、最低手続手数料が最低でも10%取るところが多いです。

一億円の株を買おうとしたら1千万以上払わないといけないってことですよ。最低でも、ですからね。

うぶな初心者や老人を食い物にする非常にあくどい商売なので、気を付けてください。

一方ネット証券なら1万払っても45円。最大でも20ドルです。

1億の取引しても2000円くらいってことですから、

圧倒的な手数料の差があるのが分かりますよね。

ネット証券の選び方

では、ネット証券の中でどれを選ばばいいのか?ですね。

候補になるのは以下です。

  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • SBI証券
  • DMM.com証券
  • PayPay証券
  • サクソバンク証券

特定の証券会社を勧めるわけでは無いですが、比較をしてみましょう。

ただ、DMMとPayPayは取扱い銘柄数が少なすぎて小型株が買えないことが多いです。

今はまだ企業の規模は小さいけれど将来大きく成長が見込める成長株を狙う場合には、

「あれ?・・・ない?」

と残念なことになりますから、

この2社はお勧めしないです。

だから比較表には最初から入れないでおきますね。

取引銘柄数

銘柄数が気になるかもしれないですが、この4社であれば気にすることはありません。

2019年くらいまでは日本のネット証券会社では2000銘柄くらいしか取り扱いが無く、有名株であっても買えなかったりしたんですが、今ではよほどの新規小型株でもなければ日本の証券会社でも問題ありません。

取引ツールの使いやすさ

この4社は使いやすいユーザーインターフェースになっていると思います。

どれが一番かと聞かれれば、サクソバンク証券ですね。本当に使いやすいです。

また、サクソバンクは欧州系のネット証券会社なんですが、取引ツールの優秀さで様々な賞を世界で受賞しています

サクソバンク証券HPから抜粋

サクソバンク証券の詳しい説明はこの記事が分かりやすいので見てください。

サクソバンクは株式相場の動向解説の動画なども取引ツールから案内してくれたりと、日本の証券会社にはない特別なサービスがあります。

口座開設へのリンクもありますから開設はこちらからしてください。↓

サクソバンク証券

とはいえ、一般的で人気の高い日系の証券会社の方が敷居は低いかなとも思います。

楽天、SBI、マネックスの3社から選べば間違いはないです(^^)

取引手数料

日本のネット証券の取引手数料は結構割高だったんですが、

2018年にサクソバンクが非常に低い手数料を売りに日本に参入してから各日本の証券会社の手数料もガクンと下がりました。

とても喜ばしいことですね。

現在、サクソバンク証券が0.22%、かつ最大16ドルと最安です。

ただ、その他の日系証券会社も0.495%であり、十分に安く設定されていますので、

手数料の観点でもこの4社であればどこでも問題ないでしょう。

最低手数料にだまされるな

一部の証券会社が最低手数料0円とか謳っています。

でもこれって取引金額が2ドルくらいまでの場合。

そんな取引ないですよね・・・。

ですから、この最低手数料0円!という謳い文句に引っ張られて証券会社を選ばないように注意しましょう(^^;)

NISA口座対応

NISAはざっくり言うと買った株の株価が上がって売った時にかかる税金が免除されるって仕組みの事です。

1人1口座だけ開設出来て、1年間で120万円まで株を買える。翌年また120万円まで買える。

ほぼデメリットは無い素晴らしい制度です。

この枠の中で買った銘柄の株価が値上がりして売却すると、その利益に対して税金がかからない!

配当金に関しても税金がかかりません。

2022年に買った120万円分の株は2027年までに上がって売却すれば非課税。

でも2027年には課税口座に移動する。

つまり2027年に売却して利益が出てもそれは課税対象となる。

上記に注意すれば、税金は20%もかかるのでお得な口座と言えます。

特定口座について

証券会社で口座を開くとき、3つのタイプから選ぶことになります。

1年間で株の売買の利益が20万円を超えた場合には確定申告をする必要があります。

やらないと脱税です(^^;)

一般口座では自分で書類を作って税務署に申告する。

これがちょっとめんどくさいなって人に向けたものが特定口座ですね。

まるっと全て証券会社がやってくれるものが源泉徴収付の特定口座。

源泉徴収無の特定口座もあります。

こちらは確定申告に必要な書類を証券会社が用意してくれるってものですね。

サクソバンクも2021年10月に特定口座がようやく開設されましたね。

配当金について

米国株には株主に分配される現金配当というものがあります。

いわゆる配当金と言われるものです。

銘柄によって配当金は違うし、業績によっても変わってきます。

米国株投資は配当金を長年株主にきちんと還元している企業かどうか?と言う点が非常に大切になってくる。

この配当金にも税金がかかってくるんですよね。

配当金は「連邦税」と言うものが引かれた状態であなたの口座に入金される。

そこにさらに日本国内税がかかる。

そうするとTOTALで30%もの税金がかかってしまうことになります。

アメリカと日本は租税条約というものを結んでいるので、実際には20.315%だけ払えばよいです。

なので、課税控除申請をして取り戻さないといけないです。

還付ってやつですね。

ここで注意点が一つあります。

この還付を受けるために確定申告が必要になるんですが、

これは特定口座を持っていたとしても自分自身でやらないといけないです。

ただ、特に最初の頃は投資額も少ないため、配当金もわずかなものになると思います。

手間を考えたら、配当額が大きくなるまでは無視していいか!

という人も結構いますね。

証券会社選び方のまとめ

  • NISAに対応しているのはサクソバンク以外の国内証券会社
  • NISA口座なら税の事は気にせずにスタートできます。
  • 国内証券口座であればほぼ条件は横並びなので、好みで選んで良し!
  • 特定口座は源泉徴収ありを選ぼう。
  • 特定口座でも連邦税の課税の還付のために源泉徴収は行う必要があります。

銘柄構成の基本ルール(コア・サテライト戦略)

「コア・サテライト戦略」では、運用資産をコア(中核)とサテライト(衛星)に分けます。

コアは「守りの資産」として長期的に安定して運用できる投資銘柄を保有。

サテライトは、「攻めの資産」として、コアよりもハイリスク・ハイリターンの銘柄を保有します。

まぁこのこのサテライト・コア戦略はいろんなところで聞くと思いますが、

銘柄構築のイメージはこちらの方が分かりやすと思います。

コア銘柄には何を買うべきか?

コアの部分では、時間はかかるけど安定して資産を増やせる銘柄を選びます。

米国の株価市場のインデックス(株価指数)に連動した投資信託やETFが良いでしょう。

ETFという分散効果を期待できる銘柄でリスクを抑えるのが最大の狙いです。

長期保有が前提で、「保守的な投資」です。

コア銘柄として個別株でも設定できるものはありますが、銘柄選定が難しいので初心者はETF、投資信託から選びましょう。

候補は以下ですね。

コア銘柄

✓ VTI:バンガード・トータルストックマーケットETF

✓ SPY:SPDR S&P500ETF Trust

✓ VOO:バンガード・S&P500ETF

VTIはアメリカの企業約4000社で構成されているETFです。

SPY,VOOはアメリカを代表する500社で構成されていて、S&P500という指数に連動したETFになります。

※S&P500とは、米国の代表的な株価指数で、GAFAを中心としたアメリカの代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したもの。

このように、いずれもコロナショックを難なく乗り越えて安定した成長をしています。

3銘柄を重ねてみても、同様の推移を辿っているため、どれでも問題ありません。

ちなみに私は VOOを保有しています。

※SPYの線が見えませんが、SPYとVOOはほぼ完全に一致しているためです。

S&P500に投資するとき、投資信託とETFどちらが良いのか?

S&P500投資をするとき、投資信託も選択肢になります。

※さっき買っちゃダメですよと言った窓口販売の投資信託商品のことではないですよ。

ネット証券で購入できるS&P500に連動した投資信託は大きく以下の3つ

  • SBI・バンガード・S&P500
  • sMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • iFree S&P500

このうちiFree S&P500は信託報酬が0.2475%と高めです。

信託報酬とは、持っているだけでかかってくる運用コストのこと。

例えば1000万円分iFree S&P500を持っていると、1年間で24,750円の費用が掛かるということです。

残りの二つは、大差がなく、0.09%程度のため、年間コストは9,000円程度ですね。

よって選択肢は、

✓ SBI・バンガード・S&P500

✓ sMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

の2つとします。

「投資信託とETF、どっちがいいの?」

この議論はYoutubeやネット上でも良くされていて、よく『投資信託がお勧め!』と言う結論になっているものが多いですが、それは偏った検証です。

ネット上でよくある比較は「少額積立投資」という前提を置いています。

少額の積立てあれば、売買手数料のかかるETFの方が不利に決まっているからです。

一方、投資信託は信託報酬がETFよりも3倍ほど高い。

信託報酬というものは資産全体にかかるので、資産が大きくなるほどコストが高くなる仕組みです。

つまり、あなたの初期に投じることができる資金が大きく、また長期に運用するのであれば、ETFがお勧め。

少額で毎月積み立てる場合は投資信託がお勧めということです。

ミドルリスク・サテライト銘柄の選び方

基本的に、投資初心者で特にまだまだ始めたばかりという方にはS&P連動銘柄をお勧めします。

あなたの大切な資産を守るために最も大切と言って良い、分散投資が簡単にできるからです。

しかし、こうしたETFや投資信託にも弱点があります。

それはたくさんの銘柄に分散していることで、あまり業績が良くない企業の株式も持ってしまうことになる点です。

そのような企業があなたの資産UPスピードを鈍らせてしまうのです。

とは言え、いきなり個別株にトライすることは怖い・・・という方にお勧めなのが、

「パフォーマンスはS&P500以上」

しかも

「個別株投資以下のリスク」

そのような積極的ETFが選択肢になってきます。

キーワードは「セクター」です。

米国企業は11のセクターに分類される

米国株投資の世界では、業種やテーマが似ている企業を「セクター」というグループで分けます。

同じセクターに分類される企業は、同じ外的要因の影響を受けやすいので、株価が同じような動きをしやすいです。

S&P500連動のインデックス投資は、あらゆるセクターを含んでおり、「分散」を行うためにこのセクターを分けるということが投資において大切です。

ここから、社会動向を踏まえて、成長しやすい確固たる理由を持ったセクターのETFに投資することで、投資の効率をあげることができるという訳です。

(1)エネルギーセクター

エクソンモービル、シェブロンなどの石油関連ビジネスのセクターです。

石油産出国の政策や、原油生産量の影響を受けやすいので株価の変動はしやすいです。

また、算入壁が高く、成熟した企業が多いのでそれほど高い成長はしないことも特徴です。

とは言え、5年間でS&P500と比較するとこのように劣後していることがわかると思います。

※バンガード・エナジーETFとS&P500ETFの比較です。配当金による利回りを考慮済み。

景気循環で言うと、「後退」時に強いセクターです。

景気後退時はあらゆるセクターの、資金の少ない弱い企業から株が売られますが、エネルギーセクターはそのような相場であっても買われやすい傾向があります。

コロナの巣篭もりで大きく下げた後、人の動きが回復したことで2021年は大きく株価を戻しました。

また、ロシア問題でエネルギー大国のロシアの原油やガスの制限がかかったことで、2022年の年初から爆上げ状態です。

インフレにも強いので、現在の社会動向的には買ってよいセクターと言っていいです。

(2)素材セクター

特殊化学素材、工業用ガス、包装紙、など加工組み立ての前段階でメーカーにその材料を提供する企業群のことを指します。

国内外の景気動向の影響を受けやすい景気敏感セクターの一つです。

繊維や化学の企業は原材料価格に直結するので原油市況の影響を受ける傾向にあります。

また、素材セクターはシリコンサイクルによる影響が大きく、半導体の需給動向も重要なポイントです。

Vanguard Materials Index Fund ETF(配当金利回り調整後)のS&P500との比較です。劣後する

傾向がありますね。

直近1年で見てもやや劣後といったところです。

マクロ観点でも、現在は素材がフォーカスされるような流れはありませんので、投資先として魅力はあまりないかなと思います。

(3)資本財セクター

航空、宇宙、防衛、鉄道などの取り扱っている企業群のセクターです。

ハネウェル、ユニオンパシフィック、フィック、ボーイング、3Mなどですが、

一般消費者向けの製品を作っている企業はあまりないので、聴き慣れない企業名がほとんどだと思います。

景気循環的には、「好況」のときに買われやすい傾向があります。

バンガード米国資本財サービスETFとS&P ETFとの比較です。

一般的にはこのように劣後する傾向にあります。

しかし、このように昨年はS&P500をオーバーパフォームする期間がありました。

これはコロナの巣篭もりから旅行需要の復活に伴って産業が活発化したことで買われたからですね。

社会動向をよく見ることでチャンスがあるセクターです。

(4)一般消費財セクター

生活必需品ではないけれど、一般消費者向けの商品を製造/販売している企業が属するセクターです。

自動車、アパレル、レジャー用品、ホテル、レストランなどといった消費者向け小売と製造業、サービス業ですね。

アマゾンやマクドナルド、ホーム・デポもこのセクターです。

人の生活の必需品ではないので、景気が悪くなると業績が悪くなる傾向があります。

したがって、「好況」のときに株価が伸びます。

バンガード・コンシューマー・ディスクレショナリーとS&P500 ETFとの比較です。(配当金利回り調整後)

このように、コロナショックの落ち込み以降で大きくS&P500をオーバーパフォームしています。

以下が組み入れ銘柄上位銘柄です。

特に上位4社は非常に魅力的な企業ですね。私も個別株で持っている銘柄です。

そして、成長度が高かったのはこのように、

テスラ(TSLA)の組み入れ比率が高いためですね。

コロナ以降のテスラの上がり方が尋常ではないので、(700%!)それにけん引されている形ですね。

この時にテスラ株を10万でも買っていたら・・・と思ってしまいますね!(^^;)

(5)生活必需品セクター

生活に必要不可欠な製品やサービスを提供している企業が多く存在するセクターです。

P&Gやコカ・コーラなどですね。

景気が悪くなっても人の生活に密着しているモノを扱っているので、不況に強いです。

また、配当性が高いのも特徴です。ボラリティが低く、ディフェンシブなセクターと言えます。

VDC:バンガード・コンシューマー・ステープルズETFとS&P500との比較です。利回りでは劣後しますね。

これは、景気が良くても需要には上限があるためです。

ですが、

  • 景気が悪くても需要が落ち込まない。
  • 景気の状態にかかわらず、一定の業績が期待できる。

という特徴があるので、人気があります。

実際、2022年の年初からの下落相場では、S&P500よりも株価を保てていることが分かります。

(6)ヘルスケアセクター

ジョンソン・エンド・ジョンソンやファイザー、モデルナなどの医薬品、医療機器を製造、販売する企業が属するセクターです。

景気が悪くとも人は病気になったり体調が悪くなれば病院に行きます。

どんなときにも一定のニーズがあるので不況に強いセクターですね。

配当も高いので人気のセクターです。

VHT:バンガード・ヘルスケアETFとS&P500との比較です。利回りでは劣後しますが、不況に強いという特徴に対してはこの程度の劣後は許容できると考える人が多く、ディフェンシブな銘柄を好む人に人気です。

生活必需品セクターと同じく、年初からの下落に強かったことがわかりますね。

インフレにも強いセクターなので、今の社会動向的には買いのセクターです。

(7)金融セクター

金融セクターは、銀行、 保険、各種金融という3つの業種で構成されています。JPモルガン、バンクオブアメリカなど。

世界の株式市場の中で、情報技術、ヘルスケアに次いで3番目に時価総額の大きいセクターですね。

金利の影響を非常に受けやすく、金利が低くなれば収益とともに株価が下がり、逆に金利が上昇すれば株価が上がる傾向にあります。

このように景気に敏感に反応するので、ボラリティは高めです。

VFH:バンガード・ファイナンシャルズETFとS&P500 ETFとの比較です。

今後金利上昇があるので伸びが期待できるのか?というところですが、

現在は業績の下方修正予測も多いので、借入する企業も減っていく可能性があります。

慎重に検討したいところです。

(8)情報技術セクター

11あるセクターの中で最も資産運用額が多いセクターです。

これは、市場で最も買われていると言う意味です。

ざっくり言うと、コンピューターやインターネット関連の企業を集めたセクターですね。

アップル、マイクロソフト、Visa、Mastarcard、アドビなどが含まれ、アメリカ株式市場において最大の割合を占めています。

以前は、Google(グーグル)やFacebook(フェイスブック)が含まれていたんですが、セクター分類変更があったため通信サービスセクターに移ったので除外されています。

VGT:バンガード 情報技術ETFとS&P500ETFとの比較です。

このように圧倒的にオーバーパフォームしています。

このように、2022年の年初からテクノロジー株中心に売られてはいますが、

中長期で社会動向を見ると非常に強いセクターなので、期待が持てます。

(9)コミュニケーションサービスセクター

通信技術関連の企業が属するセクターです。

携帯電話会社大手の、AT&Tや、ベライゾンといった企業が大きな比率を占めていましたが、最近ではメタ(フェイスブック)やグーグル、ディズニーなどが含まれるようになってきています。

ただ、あまりパフォーマンスはよくありませんね。

組み入れ比率1位のフェイスブックの株価も大幅に下がっていますし。

(10)公共事業セクター

公益事業セクターは電気、ガス、水道など、生活に欠かせないインフラを提供する企業で構成されています。生活インフラは常に必要になるので、景気に左右されにくい特徴があります。

[特徴]

  • 不況時に強いディフェンシブなセクター
  • 配当利回りは高いが連続増配は短い銘柄が多い
  • 株価の変動が小さい
  • サブスクリプションのビジネスモデル

VPU:バンガード・ユーティリティーズETFとS&P500 ETFとの比較です。

(11)不動産セクター

その名の通り、不動産関連事業銘柄が属しています。

商業リート、住宅リート、不動産サービスなどを対象としたセクターで商業施設、ホテル、オフィス、住宅、工業不動産サービスなどですね。

VNQ:Vanguard Real Estate ETFとS&P500ETFとの比較です。

一般的にはこのようにS&P500よりも劣後します。

米国で不動産ブームはバブルが起きている、、そんなときにこのセクターを思い出してください。

ミドルリスク・サテライト戦略に選ぶセクターETFはどれか?

ここまで説明したセクターの中で、S&P500以上の利回りを得て資産UPを加速させるための「ミドルリスク・サテライト」に選べるセクターは、「情報技術」です。

情報技術はファンダメンタル的に今後もかなり伸び代があるセクターだからです。

こういったハイテク銘柄がなぜ強いのかについて説明しますね。

✔ 自動車が電気自動車に置き換わる大変革の真っ最中であること

日系自動車メーカーも今後、ガソリンエンジンの車を新たに開発する企業はほぼいないほどの変革の時です。

EVメーカー以外にも、特に半導体メーカーの躍進が目覚ましいです。

例えば、エヌヴィディア、AMDなどです。

✔︎ 自動運転化という強烈な進化

電動化と違って、技術力の差が出るところです。

自動運転プラットフォーム技術を持つ、エヌヴィディア、マイクロソフト、Netflixが有望。

✔ メタバースを含むDX(デジタルトランスフォーメーション)の強い流れ

例えば、あらゆる家電が今インターネットに繋がろうとしていますよね。

ブルームバーグ・インテリジェンスによれば、仮想世界は「8000億ドル(約92兆円)の市場機会」を生み出すとの予測。

米金融大手バンク・オブ・アメリカとモルガン・スタンレーは揃ってメタバースを次なる巨大投資テーマと認定。さらに米投資銀行ジェフリーズは2021年12月、メタバースが「人間の(従来的な)生活をほぼすべて破壊する可能性を秘めている」と指摘

非常に株価成長の背景が強いということが分かると思います。

ハイテク株に投資するとき、VGT以外には何があるの?

こういったハイテク銘柄に投資する場合、今紹介したVGT以外には「QQQ:インベスコQQQトラスト・シリーズ」でも良いです。

NASDAQ100指数と連動しているETFです。

QQQとVGTは、「IT関連のハイテク株・グロース株に投資できるETF」という意味で似ているので比較されることが多いですが、次の違いがあります。

QQQは、GAFAをすべて構成銘柄として含んでいますが、投資家からの人気が高い決済サービス銘柄のVisa、Mastercardは含まれていません。

Paypal(ペイパル)はQQQにもVGTにも含まれていますね。

VGTは、Visa、Mastercardを含むが、一方で情報技術セクターに属さないAmazon、Google、Meta(Facebook)は含まないという特徴があります。

純粋にアメリカの情報技術セクター銘柄に投資したいという人は「VGT」、GAFAMのような有名企業に魅力を感じる人には「QQQ」がおすすめです。

VGT vs QQQ vs S&P500 ETFです。

QQQもS&P500 ETFに対しては圧倒的ですね。

ですが、VGTに軍配が上がっていますね。

それだけ情報技術セクターの伸びが凄まじいということです。

ハイテク株に投資するとき、投資信託とETFはどちらがいいの?

QQQはナスダックに連動したETFですが、

QQQと同じく、NASDAQ100指数と連動しているので、比較されることがとても多い投資信託として、

「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」

というものがあります。

NASDAQ100指数に連動させるインデックスファンドです。

最もポピュラーと言っていいですね。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、100円から買えるので、小額投資がしたい・・・と言う人に向いています。

自動積立なので買い付けの手間もないので、より初心者向けと言えますね。

一方、QQQは運用コストが低い。投資金額が大きく、運用期間が長い場合はメリットが大きくなってきます。

売買手数料は売買する金額にだけかかりますが、運用コストは資産全体にかかるってくるからです。

具体例で説明しますね。

例えば100万円を投資していた場合、1年間の運用コスト差は・・・、

QQQ:2,000円

iFreeNEXT NASDAQ100:4,950円

「都度自分で購入する手間に対して、この差額の2,950円は小さいな・・・」

と思えるなら、 iFreeNEXT があなたに合っています。

「買い付けも自分でやるし、資金も大きく長期で運用するつもりだ!」

そういう人はQQQが良いですね。

初心者の方で、「投資金も少ない、小額投資から始めたい」という人は、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスから始める。

そして積立金額が大きくなってきたら、一旦売却してQQQに乗り換えるという手もあります。

これはリレー投資と言う手法です。

ハイテク銘柄はあまり調子よくなさそうだけど?

2022年年初からの下落相場と、金利の上昇の懸念から、現在はハイテク銘柄は少し弱気になっています。

ですが、金利の水準が経済の実態を超えて上がり過ぎたとき、それ以上は上がりようがなくなります。その時がハイテク銘柄の復活の時ですから、現在は仕込みの時期と捉えましょう(^^)

成長するであろうバックグラウンドが強い企業の一時の下落は、ただのバーゲンセールであることを覚えておきましょう!

個別株の分析の仕方(超具体的に解説)

ETFはとても便利です。

投資ファンドの専門家集団が数多ある企業の中から業績が良く有力な企業を選び、

各銘柄の比重を決めて、分散投資、しかも彼らが銘柄の入れ替え前まで勝手にやってくれるわけです。

これが0.01~%の手数料でやってもらえるわけですから、利用しない手はありません。

ただし、ETFにも弱点があります。

非常にたくさんの企業の株を持つことになってしまうので、あまり業績の良くない企業の株を持ってしまうことにもなることです。

その結果、投資による利回りの足を引っ張ってしまう・・・。

なので、個別株を買う人がいるわけですよね。

ここでは、ミドルリスク・ミドルリターン・サテライト銘柄を選ぶために、個別株の分析の仕方を解説します。

銘柄の分析には大きく、2つあります。

  • ファンダメンタル分析
  • テクニカル分析

私はファンダメンタル分析を重視しています。

超具体的に話します。

  • 損益計算書
  • 貸借対照表
  • キャッシュフロー(CF)計算書
  • EPS
  • 自社株買い情報

うーわ、めっちゃめんどくさそう。難しそう。と思ったと思います。

ですが、めちゃ具体的に書いていきますので、大丈夫です.

Trading viewというオンラインツールが便利です。完全無料です。

クリックすると、この画面が出てくるので、

”チャート”をクリックしてください。

そうするとこのように株価チャートが出てきますので、

右の方のウィンドウの財務指標詳細をクリックします。

そうすると、このようにファンダメンタル分析がまとまった画面が出てきます。

とても便利ですよね。他にも類似のサイトはありますが、かなり使いやすいですね。

では、ファンダメンタル分析の見方を具体的に解説します。

損益計算書

まずは損益計算書から見ていきます。

最初に重視するのは「売上高」です。

年度ごとの売上高を見て、

「順調に増えているか?」

これをチェックしましょう。

横ばいで減っている場合は、その理由が一時的なものである理由がなければ購入は止めます。

次にチェックするのは営業利益率です。

営業利益率=営業利益÷売上高×100

ですが、まぁそんな式よりも

①営業利益=その会社が本業で得た利益

②合格ラインは20%

これを覚えましょう。

ただ、20%のような高い利益率は出しようがない業種もあるので利益率だけで判断はできないことも覚えておいてください。

例えば、アマゾンのような小売業は利益率が5%~10%程度です。これはモノを仕入れてプラットフォームに載せて販売するなどの形で、

付加価値を高めて売るビジネスモデルなのでいろいろなコストが発生しやすいんですね。

ですから、

「営業利益が低くいからダメではないけど、高い場合は買いの判断基準にしてよい。」

こう覚えておいてください。

利益率の高い企業はビジネスモデルの優位性を持っているということを意味しますから、利益率の高い会社は要チェックです。

EPSを調べよう!

次はEPSです。

こえrは「1株当たりの当期純利益」です。

当期純利益は、その期間中の売り上げからすべての費用を引いて残った、

「最終利益」

のことです。

Trading Viewでの見方はこちら。

EPSで重視したいのは、高いか低いかよりも、

「右肩上がりか?」

これです。

自社株買いをしているか?

次に自社株買いです。

ちょっと意味が分かりにくいので解説します。

そもそも株式会社は、ビジネスを拡大するための資金を集めるために株式を発行して、株主に買ってもらって活動していますよね。

利益が出たら株主に還元することでWin-Winの関係なわけです。

この株主への利益は、市場に出回っている株式数が少ないほど多くなります。

配当金の割合が多くなりますからね。

このため、株主を大事にする会社と言うのは、

一度発行した株式を自社で買い戻して流通する株式量を減らすということをします。

こういった企業は投資家から好まれるので株価が上がりやすい傾向にあります。

自社株買いの調べ方です。

Macrotrendsというサイトが良いです。

このサイトのTOPページの検索Windowに知りたい銘柄のティッカーをいれて、

選択から発行済み株式数を選びます。

すると、以下のように発行済み株式数の推移が見れます。

これはAPPLの例ですが、このように毎年自社株買いをしていることが分かります。

このような傾向は市場にとても好まれますので、株価が上がっていく強い理由になります。

そもそも株式を発行して資金を集める必要がないほど本業が順調と言うことも意味するからです。

キャッシュフロー(CF)

キャッシュフロー計算書から、その企業が自由に使えるキャッシュをどのくらい持っているのかを確認しましょう。

手許現金が潤沢かどうかはその企業の体力を示します。経済ショックなどで一時の業績の悪化があったときに、倒産などしないことはもちろんのこと、必要な投資を継続できるかどうかの判断基準とできるからです。

キャッシュフローには3つあります。

  • 営業キャッシュフロー:その会社がビジネスで稼いだお金。
  • 投資キャッシュフロー:会社がビジネスを発展させるために使ったお金。例えば買収したり、新たな部門を作ったりと。この投資を行っていると、投資キャッシュフローは”マイナス”になり、それが正しいです。
  • 財務キャッシュフロー:借金または株式の新規発行によるお金の増加。まぁ借金ってことです。

このうち、チェックするのは営業キャッシュフローだけでいいです。

継続的に増えていれば、その企業のビジネスは好調です。買いの良い材料になります。

貸借対照表は?

これは英語ではBalance Sheetと言います。

最近では米国の金融引き締めの一つとして、バランスシート適正化などで耳にしたことがあるかもしれません。

日本語の「貸借」の名の通り、

資産がいくらで借金がいくらなのかが分かります。

貸借対照表はあまり参考にしなくてよいです。

借金が少ないことは一見健全なように見えますが、ビジネスを拡大していくために借金は実は不可欠です。

競合企業よりも高い成長をするには、借金をしてでも投資をしていく必要があるからです。

ですので、あまり負債の比率が高くても気にする必要がないので見なくてよいですよ^^

借金には良い借金と悪い借金があるので、借金だけでは判断できないよってことです。

以下のようにAAPLのような超優良企業の借金は実は多いですからね。このお金で技術開発を促進しているわけです。

ここまでで紹介してきたファンダメンタル分析の項目は、

決算の発表のたびに行いましょう。

慣れたら大した手間ではないです。数か月に1度ですからね。

正直言って、この手間を惜しむ人は利益を損ねるどころか投資で負けてしまう可能性があるので、

自分で個別株をすることは控えた方が良いです。

その株価は割安ですか?

ここまでの分析でファンダメンタルが強い・・・こう思えたらその株価が割安かどうかも見ておきましょう。

PERという数値です。これは知ってる人が多いですよね。

Price Earnings Ratioの略で、PERの数値は、低いほうが株価は割安と判断されます。

PERは、「株価が1株当たり純利益の何倍まで買われているか?」です。

PERの目安は良く以下のように言われますね。

  • PER15倍:割安
  • PER20倍:適正
  • PER25倍:割高

ただ、PERはあくまで参考です。

なぜなら、一般的に利益成長が高いほど、将来の収益拡大の期待が株価に織り込まれるんですね。

「株は期待で買われるもの」だからです。

そのような成長企業は、PERは高くなる傾向があります。

テスラなんていい例ですね。200超えてますからね。

つまり、、PERが何倍だから割安、割高という絶対基準はなく、業種によってPERの水準は異なるんです。

ですから、

「PERは同業種間、経営内容の似ている企業間での比較に用いる」

このように覚えておきましょう。

その比較の仕方を具体的に教えますね。

時々、市場平均と比較するといいという人がいますが、様々なセクターが入ったポートフォリオになっており、セクターとしても情報技術、ヘルスケア、通信、一般消費財、金融などの割合が多く、あなたが調べたい銘柄との比較はできないと思ってください。

同一セクターに比べてどうかを見るといいです。

その理由は、セクターごとのビジネスモデルや成長への期待によって、株価や利益水準が大きく異なるからです。

そのためには、あなたが調べたい個別株が属するセクターのETFとPERを比較しましょう。

例えば、プロクター&ギャンブルズ(PG)を調べたいとします。これは生活必需品セクターですよね。

ですから、生活必需品セクターETFのVDCのPERを調べます。

VDCのPERは24.9倍です。

それに対してのPERは28.18倍なので少し割高である。

このように、同一セクターに対して割高か割安かをある程度参考にして見ることをお勧めします。

セクターETFのPERの調べ方

これはヴァンガード社のサイトで見るしかないです。

まず、Chromeを日本語表示に設定してください。

読み込み中…

<p>https://investor.vanguard.com/investment-products/etfs/etf-investment-options</p>

下にスクロールすると、ETFのティッカーを入れるところがあるので、ここでは例として

生活必需品セクター(VDC)を入力。

以下のように”ポートフォリオと管理”のタブをクリックすると、PER(株価収益率)が出てきます。

このように調べましょう(^^)

個別株の簡単な選び方

ここまでで銘柄の分析の仕方を解説しましたが、

何千もある米国株銘柄の中でどうやってスクリーニングすればいいのか・・・?

と思いますよね。

これは簡単なやり方が2つあります。

1つ目は、まず、社会動向などを普段からよく見ておいて、この業界が注目されているな・・・。

という情報をつかみましょう。

今だったら、例えば資源ですよね。ロシアへ経済制裁がされていますから、

ロシアが世界に供給しているエネルギーや貴金属などの資源が不足する可能性がある・・・。

そうしたら、資源関連のETFを調べましょう。

「エネルギー ETF」、「資源 ETF」、「貴金属 ETF」などとGoogleで検索します。

そうすると、先ほどセクターの解説で出てきたヴァンガード社のVDEなどが出てきます。

このETFに投資するのももちろんありですが、

個別株を見つけるには、このETFの構成銘柄調べます。

BloomBergが見やすいです。

ETFを検索すると、下の方に構成銘柄が出てきます。

これらはファンドの専門家集団がファンダメンタルが強いと判断した銘柄です。

これらを自分で銘柄分析し、納得できたものについて買う。というやり方です。

今回のロシア問題では、上記にあるOXYが非常に高い株価上昇を見せており、VOO(S&P500)との比較ではもちろんのこと、エネルギーETFのVDEよりも遥かに超える成績です。

もう一つ、無料で銘柄の推奨を行っている有料投資顧問会社の情報を参考にするやり方もあります。

ワイスレーティングという米国の投資顧問会社があります。

ここは無料でお勧めの銘柄を紹介しています。

一部悪評もあるようですが、銘柄については私もファンダメンタル分析を確認しましたが、悪くありません。

十分参考になる情報ですよ。

特に成長株ランキングに出ている銘柄を自分でファンダメンタル分析すると勉強にもなります。

ハイリスク・ハイリターン・サテライト銘柄の選び方

次に、リスクは高いけど、うまくいけば高いリターンを得られる・・・。

こういった銘柄の選び方です。

初心者の方は投資資金全体の0.5割~1割程度で行うこと。

資産を守ることは資産を増やすこと以上に大切ですからね!

基本的に銘柄選定の方法はミドルリスク・サテライトと同じです。

ETFと個別株です。

違いは、「流行に乗るかどうか」です。

例えば、

「米国で大麻法案が可決に向かっているようだ。」

「数か月後にドカンと来るかもしれないから大麻銘柄の個別株を買っておこう・・・。」

こういった不確定な予測に基づいて買うものは、全てこのハイリスク銘柄にカテゴライズします。

大化けする可能性もあるので投資をすること自体は良いですが、少ない資金で行いましょう。

ギャンブル要素があって楽しいのも事実です^^私も1割ほどは常にこの手の銘柄に入れています。

もちろん慎重に調べてからですけどね。

流行はどうキャッチすればいいのか?

まずは、日ごろから社会や経済の動向を見る癖を付けておくことです。

ただ、テレビは情報も遅ければ質も悪いので、他にも情報源を持っておくとよいです。

例えば、Money Voiceなどですね。

流行を見つけた後の投資銘柄の発掘方法

例えばあなたが今資源が不足しているらしい。。。

と流行を捉えたとします。

でもここでよくニュースに出てくる原油精製企業などに投資するのはお勧めしません

ニュースになっているときは大抵もう株価が上がってしまった後だからです。

ここから良い投資先を見つけるためには、連想ゲームをしろとよく言われます。

いわゆる、風が吹いたら桶屋が儲かるという話です。

風が吹けば砂が舞い上がり,砂が目に入り,目が悪くなる人が増え,そのため三味線弾きで生計を立てる人が増え,三味線が売れる。三味線には猫の皮が必要だから猫が捕られ,それによってネズミが増え,桶がかじられる・・。だから,風が吹けば桶屋がもうかるので、風が吹いた時点で桶屋の株を買っておけと言うことなのですが、

これは難しいですよね(汗)

それよりもツルハシとシャベル戦略が良いです。

これはピーターリンチと言う人が提唱した方法です。

ある産業が伸びそうだという話になったときに、その産業を支える企業を探すやり方です。

その昔アメリカで金鉱山でたくさん金が取れたゴールドラッシュと言う時代がありました。

この時に一番設けたのは金を掘った人たちではなく、鉱山の近くでツルハシとシャベルを売っていた会社だったというところから来ています。

例えば今後自動車は電気自動車に10年程度で入れ替わる急速な流れです、という流行を知ったら、

自動車メーカに投資するのではなく、電気自動車を支えているのはバッテリーですよね。

でもバッテリーメーカではなくさらにもう一段、踏み込んで今のバッテリーに必要な技術は何かと考えます。

バッテリーはリチウムイオン電池なので、リチウム製造企業を探す。

更には次世代電池の全個体電池を開発している有望な企業を探すという形です。

そうすると、リチウム製造企業としての投資先で例えば、LAC(リチウムアメリカズ)のような投資先を見つけられたりします。

S&P500との比較ですが、「テスラかよ・・・」というくらい成長しているのが分かりますよね。

自動車の電動化の流れは2020年くらいから今後のブームとして話に上がっていたので、その頃にこの銘柄を見つけていたら・・・?

ワクワクしませんか?

株価の動きを予測する重要なサインとは?

最後の項目です。

リスクを取った投資をする場合には株価の予測ができればより利益を上げやすいですよね。

基本的に経済の予測は非常に難しいのですが、それでも予測のためのサインというのは実は存在します。

2022年の年初から株価の下落が始まりましたが、実は、私はこれは予測ができていました。

それは、「小型株の指数をウオッチしておくこと」です。

今回の下落は、2021年11月からそのサインが出ていました。

次のチャートを見てください。

ダウ工業株30種平均(ダウ指数)、ナスダック総合指数、S&P500種株価指数、

そしてラッセル 2000 株価指数の推移です。

ラッセル2000株価は小型株の指数で、青色のラインです。

11月から他の指数に比べて早く、そして大きく下げていることが分かりますよね。

小型株は、企業規模が小さいので、規模の大きな中型~大型株よりも株価が上昇しやすく、

また下落しやすい傾向があります。

だからこそ、上昇したときには高いリターンを得られて、下落したときは大きな損をする可能性があるわけですね。

株式市場からお金が逃げていくとき、こういったリスクの高い株から資金が引き上げられます。

そのため、小型株の株価はそういった株式市場の動きを先行して動くんですね。

市場がイケイケの時は、小型株は先行指標としてS&P500よりも早く、しかも高くチャートが動きます。

そのようなとき、投資家は市場平均を上回るリターンを得ようと思って、さらにリスクを取りにいくわけです。そしてラッセルが上がると。

逆に、投資家の間で市場への不安が広がり始めたとき、最初に敏感に察知するのも小型株なんですね。

先ほどのチャートでも、まずラッセル 2000 株価指数が先に下落、さらに年末に急落し始めていますよね。

そして、それを追いかけるようにその他の主要3指数が下落しています。

逆も同じです。

ラッセルが反転して上昇し始めたら、下落相場の底を打った可能性がある・・・。ということです。

今回のような下落トレンドは時々必ず起こることです。

また同じようなことが起こった時のために頭に入れておくといいですね(^^)

最後に

大きな弱気相場は数年一度必ず起き、期間は数日、時には数ヶ月続くものです。

ですが所詮は、短期的な市場現象です。

一方で、強気相場は、数年、もしくは十年単位で続くものと考えています。

あなたの投資期間は、数日や数か月ではないことを覚えておきましょう。

米国株価は、一時の下落があっても必ず平均にまで戻ります。

そして、最終的には株価の向かう方向は一方向だけ。上方向です。

多くの株価急落は割安となった株を購入する”チャンス”だったことは歴史が証明しています。

これもあなたの投資マインドに刻んでおいてください。

そして、仮に世の中を大きく変えるような事件が起きてしまったとしても分散投資さえしていれば、損失を最小限に抑えられますからね!

はい、以上になります。

購入いただき、最後まで読んで頂いてありがとうございます。

あなたがよい投資ができることを祈っていますよ!

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【米国株で稼ぐ!】週に30分でOK!貯金するより何倍も資産を増やすための超具体的な投資術を最後までお読みいただきありがとうございます。

昨年の誰でも勝てる相場の中で初心者の人が安易に投資を始めて、今年の下落相場でどんどん消えていく現状をTwitter上で多く見ました。

このコンテンツはその現状を変えたくて、初心者の方に向けて私の知識をまとめたものです。

SNSや書籍でもここまで具体的に書かれたものはあまりないと思っています。

愛のある指摘で

本記事の品質向上にご協力くださった

モニターの高井様、小松様、Sachiko様

感謝を申し上げたいと思います。

購入者の方々が、安全な資産運用のための学びを得て、より良い人生を歩んで頂けることを祈っております。

ぜひ今後ともよろしくお願いします。

また、私は、

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以上、長くなってしまいましたが、ありがとうございました。

投資で人生を変えていきましょう!ともに頑張っていきましょう!

あなたが宇宙で一番幸せになることを祈っています(^^)

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